NUMEROLOGY入門

 

数秘学・・・カバラ方式(随時内容追加していきます)

 

1,人生の道を示すナンバー、「運命数」について

 

        数秘学においては、全ての数を単数に直して判断する。

 2桁や3桁、またはそれ以上の数は単数に直して足していき、それが2桁になった場合はまた一桁になるまで足していく。

計算方法 24=2+4=6  365は、3+6+5=14で、これは1+4=5とする。

例外としては、”11”と”22”及び、ある場合には ”33”はそのままで判断される。

 

*運命数とは、人生の基本コースを暗示する数であり、生年月日から求められる。

 

  A、運命数の求め方

 

   不正確な求め方の例1      7月        12日      1965年                  

                            7      12    1965

                            7   +      3    +  3=13=4

 この方法では22を導き出せない 

  

不正確な求め方の例2   9月         7日    2002年

             9      7     2002

             9   +  7   +  4=20=2

この方法では11を導き出せない

 

  

正確な求め方の例1    7月             7

                       12日           12

          1965年     + 1965

                    1984=22/4

この場合は22のままにする

 

正確な求め方の例2

次のように年・月・日の順に計算してもよい

           1965年      1965

              2月         2          

              6日     +   6                            

                     1973=20=2                          

 

 

B、運命数の解釈

 「1」の運命数・・・キーワードは、積極的行動、リーダーシップ、自我形成を強く求める、がんこ、信念がある、独立した生活、自営業、社長、自信、確信、プライドを持つ人、自分勝手、独断的傾向

 

 通常、この運命数の人は、自分の足で立つこと(自立)が出来るだろう。活発な人生が期待出来る。普通、協力者やパートナーの考え方や生き方に左右されたり、巻き込まれることなく自己を維持しようとする欲求を持つだろう。

 

 課題:自分なりのやり方に戻ること、また、自分で決断することを学ぶ必要性が出てくる。月並みな傾向から離れて、自分らしくあるようにつとめること。無理に他者の意見に従うような生き方はこの人には良くない。自分自身で道を切り開くべきである。この人にとって、学ぶべき最も重要なテーマは、他人に無理やり自分の意志を押しつけたり、また力ずくで押し通したりしないで、他人と仲良くしていく事が出来る生き方である。

 

解説:この人は、「自分あるいは自己」の人生の確立とリーダーシップの確立のために生きるべきである。基本的に主観の強い人であるが、その意識を自分勝手な判断として出していくのではなく、他者との相互関係をよく意識しつつ、時間をかけて内面を整理しながら自己確立に励むべきである。力の強い人の下で働くとか、何かに依存した生活は結局、行き詰まるだろう。それは、この運命数の人は自己の責任や判断力をしっかり確立するために、この運命数を選んでいるのだから、自分のオリジナリティーや独立精神を十分に発揮できる場所や状況を確立していくことが大切である。自分の欠点に関しては以外に鈍感なところもあるし、また長所に気付くのにも時間がかかる人が多い。

同じ運命数1の人の良い点を見習うと言うことも時には必要かもしれない。良くも悪くも他者に対する影響力は強くなるのだから、言動には注意が必要な場合も多い。自分の発想の豊かさ、いざと言うときとっさの決断力、そしてパイオニア精神を忘れずに生きていくこと。キー・ワードは、「独自性と能動性、そしてリーダーシップ」である。

 

「2」の運命数・・・協力、協調の人生、優しく平和な人生、女性的、保護的、家庭的、愛を与えること、文学の才能、平和の建設者、一般的な道に従う、気むずかしい、感情的

 

  この運命数の人は、通常、協力の人生であり、他人と上手くやっていく才能、教えに従う才能が発見される。これは、優しい平和な愛情に満ちた人生である。なぜなら、「2」の運命数の人の促しは、与えること、愛を追求すること、及び友達付き合いにあるからである。最良の役割は、平和の建設者の役割である。「1」とは反対に、「2」の傾向は受動的で一般的な面が強く、一般的で常識的な生き方に留まることである。

 

 課題:この人は適当に追従することを学びに来たようである。学ぶ課題に付いては出しゃばらずに周囲の人の意見をよく聞き、相手の立場からものを考えるようにすること。協調、忍耐、他人への思いやりを学ぶ事。引っ込み思案になったり、過敏な感受性を持つ事が多いので、感情をオープンにして、これを克服するようにつとなければならない。通常、この人はしっかりとした自我を確立するのは難しいかもしれない。それは、絶えず親やパートナーの意識、または世間の価値観に無意識的に同調しているからである。それを客観的に見ていけると他者を心理的に導いたり、文学的な才能として花開くこともある。

 

 解説:この数の人は、プライヴェートな生活や社会&職業生活においても、一人で居ることを好まないだろう。ポジティヴな面では、この人は優れた友人になれる。これは、相手の気分に敏感で同調性が高いからである。(ネガティヴならば、主体性のない依存者、パラサイトになってしまうこともある。)ポジティヴな面は、情け深く、友達付き合いにも人間味が溢れる。ネガティヴな道ではすぐに感情的になり、分裂と失望が訪れる。この人の道は、人間関係でものごとが決まることが多いだろう。キー・ワードは「集合または連合」である。

 

 「3」の運命数の意味・・・創造的、生産的、喜び、多くの友情に恵まれる、快適、哲学的、教育的、クラブ活動、のびのびとした自己表現、多くのアイディアや理想の発見者、やりすぎ、放縦、のんき

 

  これは、多分、全ての数の波動の中では最も快適なものとなるだろう。これは、美しく調和的であるで、内的に平和な雰囲気に囲まれた、平和で喜びにあふれた活動の仕方で自己表現することが可能である。いわゆる屈託のない人である。この人生は、多くの友人、仲間に出会う。それは、親愛と才能とインスピレーションに満たされた人生と言えよう。

 

  課題:のびのびと自己表現する人生を学ぶ必要がある。人生の初期には出来ない人も多いが、大人になってからは自己表現するチャンスはかなりあるので、そのチャンスをつかまえるべきだろう。乗り越えなければならない最も大きなことは、ジェラシーと状況判断の甘さであり、また一度に多くの事に挑戦しようとすることである。ただ、この人は、多くの場合極端な苦労は起こりにくいだろう。

 

  解説:この運命数は芸術的分野、文学、哲学、スポーツなど、多くの分野での表現力がる。社会的で、解放的で、寛大で、創造的である。「3」は、独立してやる物事、あるいは何かの創造に向けて努力する道である。社会的な地位の獲得や業績、お金などの為に努力する「1」の人と違って、「3」はむしろ創造性と生産性に関係している。「3」の人は、まず楽しいことを求めて生きる。基本的に重要なことは美と愛を求めることである。「3」は誕生の数なので、この人たちは、多くのアイディアの発見者であり、創造者である。この数の道では判断の甘さやエネルギーの無駄使いなどによりいくらかの困難はあるだろう。ただ、そのようなことは数少なく、乗り越えるのも比較的容易であろう。キー・ワードは「快適、創造」である。

 

「4」の運命数・・・現実的、努力、ハード・ワーク、組織力がある、家族や国の中での土台になる人、強い責任感、誠実さ、困難をあえて引き受ける傾向、足が地に付いた活動、地味、芸術などに鈍感、堅苦しい

 

 これは困難と努力の人生を告げるようなハードな道である可能性がある。この数の目立った特徴は、組織、献身、威厳、信頼、忠誠の能力である。この運命数の人は、強い責任感や目立った特性、誠実さの故に、多くの困難に出会う。

 

 課題:この人たちは具体的に細かい仕事に適応する訓練が必要である。家族、集団、地域社会や組織、国家の中で義務に献身し、土台石として留まる事を学ばなければならない。乗り越えるべき特殊な危険は、不当な憎しみと、自分だけが悲劇の主人公であるという一種の過剰な被害者意識である。

 

 解説:この数の持ち主は、色々な意味で制限を受ける事が多い。これは、幸福を手に入れられないという意味ではない。多くの場合幸福な家庭を持ち、良い仕事に就く。この道の人は組織の土台石であり、努力家である。普通、現実主義的で、実際的な才能を持つ。この人はレンガを積むように確実に正確に時間をかけて何事もつくり上げる。普通の生活に関しては、自分の事も他人に関しても間違いが少ない。ただ、潔癖過ぎたり、完璧主義者でもある。人生に完璧な方法などないのだ、ということを納得するのは、ほとんど「4」の人にとっては困難である。自由で軽快な精神や、人間の持つ不思議さを理解しないようなところがある。「4」の人は、普通の現実には対応できるが、周囲の微妙な雰囲気の変化や、言葉のニュアンスの持つ意味の違いなどをはっきり理解していないことが多い。ただ、他人の気分には影響されない強みも持つ。この数はハード・ワークの道であり、キーワードは「制限、または実際的活動」である。

 

「5」の運命数・・・多くの変化を体験、知的、教育的、好奇心の強さ、旅行などの多くの変化がある、冒険と無執着と変化の人生、自由を追求すること、自己宣伝は上手、勝手気ままで不摂生になりやすい,皮相的、軽薄

 

  軽快な波動を持ち、ときどき困難になったり、変化に富んだ道。生活のあらゆる面で、いつも変化があるだろう。旅行や多くの変化がある。自由と好奇心と、冒険と無執着と進歩の人生である。

 

 課題:個人の自由をはき違えやすい。感応におぼれ、酒、タバコ、麻薬などを飲み過ぎたりするなどの不摂生が目立つ。性的にも慣習にとらわれない行動が目立つ。「5」の人は望ましくない変化を受け入れるように学ばなければならないという事がよく起きる。むしろ、固定観念にとらわれず変化を楽しむ積極性によって事態は開けてくるだろう。せっかちになって失敗しないようにするべきである。無思慮、無分別に注意し、克服するように努めるること。知的な事柄や技術の伝達力に優れるので、何らかの形で教育的な立場に立つことも多いだろう。

 

 解説:この運命数の道に生まれた人は、定期的に変化を体験する。もし、この変化を追求し、受け入れるならば、成功し、だれも夢にも見なかったような色々な事を発見することもあるだろう。もし受け入れなかった場合は、並以上に惨めな生き方になる。冒険、ロマンス、旅行、成功、セックスの人生がある。この人は、センスがよく、機知に富み、社交的で、通常よく人に好かれる。他の数の誰よりも多くのものを見たり聞いたり、行うだろう。積極面が出ると、非常に大きな幸福につながるパワーを発揮できる数であるが、消極的な面が出るとつまらないことが原因で不幸をつくる。この人は、仕事を軽々と変える部類に入る。その為「5」の人は、一定の状態に留まるのが好きな人たちからよく誤解されたり、嫌われたりする。しかし、この人にとっては他者の考えに合わせる必要はないのである。なぜなら「5」は自由の道であり、自由に則った道によってうまく行くのである。

 

この人は、他人の行き方よりも自分の生活にもっと注意を向けるべきである。この人は、他のどの数の人よりも、自分の道(人生)を理解しているはずで、結婚、ビジネスに関して、計画的に行うこともある。消極面として、浮気や、色々な悪事、嘘をつくなどの事が考えられ、トラブルの原因となる。キー・ワードは「自由、変化」である。

 

 「6」の運命数・・・社会や家庭などでバランスと美を創造する事、調停者、芸術的、グループのリーダー格、他人からアドバイスを求められる。責任を正しくとること、いい加減、依存心、優柔不断

 

  この人は、物質的、職業的、政治的世界で地位や力が急速に上昇する人である。それは奉仕と責任の人生である。人間関係や状況の調整とバランスをとること、調整者の道と言えるだろう。この運命数に従う人たちは、論争を静めたり、調停をしたり、最終決定をするために幾度となく要請される人である。

 

 課題:この人にとって、最大の問題は環境に対して自己を調整し、常にすべての事に完璧さを求めるのでは無く、皆の生活において実際に価値あるものについての状況を受け入れる事である。特に家庭内の人間関係に関してそうである。家族、友人、社会や国に奉仕しようとする意志が養われなければならない。この人は、適当にエゴを押さえて、独断的になることなく奉仕することを学ばなければならないだろう。様々な気配りが必要であろう。

 

 解説:この道は、多くの相を持つようである。高貴さと成就の道である。多くの偉大な政治家、実業家、社会的活動家はこの運命数を持っていた。それは、責任と義務の道であり、また、結婚と性と愛の道でもある。愛情は深い。この人は複数の結婚しがちである。この数の人は、通常リーダーであり、他人からアドヴァイスを求められる。消極面では、離婚と愛情問題が生じやすい。特に、この道に付随したカルマを持つ人にとってはそうである。これは、しばしば女性の方に強く出るかもしれない。具体的な事柄や時期は、数秘学の理論すべてを使って判断しなければならない。キー・ワードは「調整・美的」である。

 

 「7」の運命数・・・孤独の道、マイペースを貫く、深い思索者・夢想者の数、世俗に対して超然としている、内なる直感に従って自己の道を探求する、霊感の応用、専門家、非物質的、芸術的、他者に無関心、ずるさ、ごまかし、要領の良さ

 

  一匹おおかみの道、特に内なる自己の問題に関して。哲学的でものごとを深く思索し、またイマジネーション豊かな人である。この道で、平和、霊性、誠実、信仰、探求、英知が発見される。「7」は生活の平和で安らかな部分に関係し、物質面にはほとんど関係ないか、無関心である。

 

 課題:この人は、冷淡、無関心、不真面目、無信仰、ずるさを克服されねばならない。他人の問題、悩みを引き受ける事を学び、喜んで奉仕する事を学ばねばならない。

 

  解説:これは、こ人の人生が、孤独、修行の道であることを示す。物質的には恵まれないかどうかは単純には言えないが、多くの人は、人生の後半にはお金に囚われない人生を送る傾向が強い様である。「7」は、深遠な思想家、瞑想家を生み出す数である。別の表現をすれば、自分一人の行き方を追求する一匹狼の道である。精神世界や宗教、芸術などの分野で優れた人になれるだろう。それ以外の、通常の職業に進んだとしても、自分の仕事や研究を一生懸命追求し、エキスパートになる人が多い。「7」の多くは教師、医者、研究者である。結婚は、注意深く選ばないといけない。自己の道を歩む人にとってはパートナー選びが必ずしも上手く行くとは限らない。これは、相手の人との数や星の相性にもよるが、選択は慎重を要する。キー・ワードは「完全、孤独」である。

 

「8」の運命数・・・権力、権威、物質的な成功を暗示する、スケールの大きな発想と行動力で頭角を現す。直感を具体化する企画力と組織力がある、ビジネス上手、金銭欲が強い、権威主義

 

  インスピレーションを実際的な力として具象化する力を持つ人。ビジネスや政治、または実業的分野、その他、物造りなどの現実的な分野において才能を発揮し、成功する数。この運命数の人は寛大で、信頼できる。内なる強さと勇気が目立ってある。

 

 課題:人生の物事をしっかりと耕していくことである。権力欲、金銭欲、性欲、自己に対する力に過剰にとらわれたり、また、それらに関する事で狭量さ、悪口、恨みなどを克服しなければならない。良い道徳的ビジネス感覚を養い、人々を優しく、穏やかに理解してあげる必要がある。勝手な判断をしたり、主観にとらわれず、客観的意見を上手に取り入れること。イメージだけの世界に留まらず、まず形に表してみるという実際性が必要である。

 

 解説:この道には二つの非常に強い面がある。「8」はカルマの数であり、占星学では土星の働きと関係付けられる。土星は現実的な結晶化を計ることと共に深い黙想をも表す。したがって、物質的側面だけでなく、精神的な豊かさも要求されることもある。しばしば「8」は金銭面での利益と反対に、お金のトラブルを意味することがある。「8」の他の面は業績である。物質面での報酬を得たり、ビジネスで大成功したり、大きなスケールの生活になったりする。ただ、これは他の面を総合的に詳しく判断する必要がある。「8」は複雑な側面を持ち、ネガティヴな要素と共に多くのポジティヴな側面を持つ。「物質的側面」がキー・ワードである。

 

 「9」の運命数・・・非常に強い感情エネルギー、高邁な思想、グローバルな視点の持ち主、直感力、犠牲的行為、通常は世界の旅行者、感情面で人を引っ張るパワーがある、日常性に欠ける発想、神経過敏、オーヴァーな表現、過激な行動

 

  これは運命全体を包み込む数である。視野と知識は広く、多くの事を吸収しようとする。外国や外国人に縁がある。知的に感情的にも非常に強い波動を持つ。理想は高い。外国に長期に住んだり、異文化を理解する能力に長ける。通常、良き夫、妻であり、親切で思慮深い人である。「7」とはやや異なるが、高尚で哲学、宗教の奥義を探求しようとする。

 

 課題:心理的ヴォルテージは非常に高いので、これがマイナス面で働かない様に、感情のバランスを常に保ち、自我意識をチェックする必要がある。幾つかの落とし穴は、落ち着きの無さ、不道徳、白昼夢、実生活に役立たない思想に取り付かれることである。

 

 解説:非常に高く充電された感情の数なので、不幸、損失、犠牲を招いてしまうこともしばしばある。この数の人は、ほとんど、物質的な世界には住んでいないような面がある。意識の力が非常に強く、目の前の卑近な日常生活は、あまりにも陳腐にしか見えないだろう。この数の人は、よく見かけるのは、冷淡で、しばしばいんぎん無礼で、高度に知的である。視野は広く、彼らの見解は大局的視点に立つものである。「9」の数は、内気であることが多いので、自分の殻から抜け出すことを学ばねばならない。「9」は成就、達成、成功の道であるにもかかわらず、この人たちは屡々その高貴な力を用いずに無駄にする。キー・ワードは「包み込む(encompassing)」である。

 

 「11」の運命数・・・これはマスター数である。霊感の数、超知性、啓示、理想主義、困難や苦難に耐える、相反するものを統合する力、バランス力、大衆との協調関係、高邁な思想に傾き過ぎること、優越感

 

  この数は、非常に大きな「超知性」とも言うべきものを包含する。この道の人は、啓示、理想主義、直感を発見する。この人は、非常に優れた友人になる能力を持つ。暖かい友愛精神に満ちている。常に忍耐力を示すとは限らないが、苦難に耐えることが出来る。このマスター数に従うのが難しい人にとっては、波動を「2」の道の力に落として生きるようになる。

 

 課題:自分の利己的なものをあくまでも追求することに知性を用いていると、物質的破滅を迎える。消極面でのほとんどの例では、「2」の持つ消極面と同じである。さらに、例えば、優越感に浸りすぎることや、他人に自分の意志を負わせるとか不正直とかなどを克服することである。この数の波動は、非常に微妙で高次の性質を持っているので、これに同調することは難しいかも知れない。ただ、志と理想を高く持ち、人々に奉仕するという姿勢を保つことに寄って、この数の波動を乗りこなせるようになっていくだろう。高い直感力と創造的アイディアによって人類を啓発する事が最終的な役割だということに目覚めるべきであろう。

 

 解説:これは、神の力の数と言われている。「2」という数が一オクターブ高いヴァイブレーションを持った数。この数の人は古い魂である。彼らはインスピレーションを与えられる。彼らの義務と務めは、天啓である。もし、これから逃れようとすると出来事は強制的に厳しい状況に直面させる方向に働くだろう。もし、利己的に生きるならば、破滅に直面し、ものごとを始めからやり直すことになるだろう。これは、生きるのに非常に緊張した高い力を与えられた数である。責任は大きく、これらは人類に向けた義務ととらえるべきである。もし、積極的にこの数を用いて生きるならば、この道は、名声、幸運、成功をもたらすだろう。また、「2」の様に、通常の常識的な物事や人間同士のバランスをとるというレベルだけでなく、全く異なる次元の二つの状況を統合する知性と力を持つ人でもある。非常に広い視野と包容力、哲学性を持つ人である。しばしば、優れた政治家や講演家にこの数が見られる。この道を表す最も良いキー・ワードは、「インスピレーション」である。

 

「22の運命数」・もう一つのマスター数  「11」の持つ超知性がすべてあり、さらに人類の為にいかにして働くかを理解できる数。非常に強力な精神的力と物質的力を獲得する、もし我欲で動けば理想を失い、霊感もくもってしまう、破壊、黒魔術的

 

  「22」は、「4」の数がオクターヴ高い数である。したがって、「4」の数の意味と似ているが、異なる点は、「4」が周囲に及ぼすことが出来る波動のレベルよりもさらにそのスケールが大きく、もたらす意味も普遍的になるという点にある。「11」も「22」も共に、積極面が余すところなく表現された場合には、世俗の評価を凌駕した名声と地位を得るだろう。ただ、この点においては、「22」の方がよりユニークな成功をもたらす。「11」の持つインスピレーションと共に、なお、それをリアライズするパワーを与えられている。つまり、インスピレーションを具体化するパワーにも非常に恵まれているのである。「11」も「22」も集合的意識や霊的意識とのつながりが起き易く、個人的意識との調整が必要になる場合が多い。

 

 課題:自分の精神力を利己的な目的に使うようになったときは、知的、精神的にも否定的な力と結びつき、エゴを増大させ、理想を失うようなことになってしまう。「4」の持つ消極面、例えば融通が利かないとか、頑固にひとつの価値観にしがみつくなどの傾向が見られる。最悪の場合は、霊的な下層世界と結びつき、誇大妄想的言動と黒魔術的な世界に入り込み、自他共に破壊者としての人生を送る。

 

 解説:この人は、思想面でも物質的な方面でも巨大な何かを建設する人である。この人はまた、平和条約を締結するとか、憲法を創るとか、大寺院、巨大ビルを建てる人かもしれない。「11の」特徴をすべて持ち、「9」と似ているが、もっとグローバルで、人類全体と関わりがある。もし、このエネルギーに対処する事が困難であるときには、しばしば精神的混乱に導く数でもある。この運命数を持つ人は、絶えず大きな理想を持ち地道に努力することと、瞑想などによって、自己の潜在意識を整理しておくことが必要。そうすることによって、集合的無意識から来る大きなエネルギーの流れと上手く同調し、自己のテーマをやり抜くことが出来るだろう。

 

 「33」の運命数・・・菩薩や観音様の数、大きな愛・慈悲のこころ、キリスト意識、天使のような心

 

 キリストは、33歳で十字架に架かった。33歳で大きな愛に目覚め、行き方を変える人も多い。

3と3は、平面では「三角形と三角形」を二つ合わせた形でもあり、フリーメーソンのマークとも言われる「六ぼう星」型や、

ヨーガの「ハート・チャクラ」(アナハタ・チャクラ)のシンボルでもある。この形は「宇宙の普遍的的純粋意識=アートマン・真我」を表すとされている。

 

       すべての数にはそれぞれ、積極的面と消極的面がある。それから、運命数と運命数がひき付け合ったり、反発したりする相性などもある。例えば、「3,6,9」は同じような波長を持つので相性が良く仲間になりやすい。また、「4と8」の人もひき付けやすいと言えそうだ。ただ、この場合は4も8もお互いに物質的エネルギーまたはカルマの力が強く引き付け合う面があり、良い関係になるかどうかはなんとも言えない。また、同じ運命数同士のカップルでも、意識の持ち方によって運勢は変化することもあり、単純に「相性占い」のように用いない方が良い。

 

2、個人年について

個人年と言うのは、特定の年の個人的な数の波動であり、その数は次の方法で計算出来る。

このナンバーは、人生上の予定などを決める上で幾分参考になるだろう。

運命数と個人年の数が同じになる年は、非常に強い個性が発揮出来るか、もしくは大きな出来事を体験したり、

また人生上の大きな変化が起きることが多い。

 

A、計算方法

調べたい年の数に自分の生まれた月と日の数を足す。

 

例1、 1973年10月22日生まれ(イチロー選手)、この人の2002年の個人年を象徴する数は?

  2002

       10

   +   22

2034=2+0+3+4=9  個人年は9

 

 

例2、        1967年4月15日生まれ、この人の2003年の個人年を象徴する数は?

    2003

       4

  +   15

    2022=2+0+2+2=6  個人年は6

 

 

例3、        1983年11月29日生まれ、この人の2034年の個人年を象徴する数は?

2034

  11

   +   29

     2074=2+0+7+4=13・・・1+3=4  個人年は4

 

個人年も、運命数と同じく、1から9まであり、時には11と22が用いられる。

 

B、個人年の意味

「1の年」・・・新しいことにチャレンジするのに最適。すべてのことが新しく変化する可能性がある。

大体のことは自分の思っている方向に持っていける。この年は周囲の応援も無いがプレッシーもなく自分の個性を出して行き、

新たな面をアピールすることが出来る。物事をちょっとやってみたり何気なくテストしていく年ではなく、本格的に新しいことにチャレンジしたり計画を実行していく年である。家庭から、あるいは今まで居た会社から独立したりする好機。普通この年は結婚、出産、移転、昇進などがある。星の配置や運命数によっては、親の死や上司の引退などにより急に重い地位に就くこともある。ちなみにイチロー選手がオリックス時代に華々しく一軍デビューしたのはこの1の年。

 

解説・・・思いきって自分をアピールして行きましょう。この年は古い自分から脱皮していく絶好のチャンスです。中期的、あるいは長期的展望でやっていく事柄や仕事を開始する年として最適です。自己確立する上で重要な年です。周囲のことを気にしないで自分に正直に生きて行った方が良い結果が出ます。

 

「2の年」・・・1の年のように自分のペースで押し切っていくことは出来ない。相手のペースに合わせたり、適当に妥協したりなど忍耐強さや協調性を身に付けていく年となる。仕事では協力者が見つかる事が多い。また共同で仕事などを行うことが多くなる。恋人が出来たり、結婚したりするには良い年。いくらか周囲からのプレッシャーがあったり、親が病気したりするなど家庭的な問題が起きたりしやすい。自分のことばかり考えていると分裂が起こりやすくなる。心理的にはロマンチックになったり、感情的になったりする。潜在的にあった自分の感情的なエネルギーの状態が顕わになる。詩や小説を書いている人にとってはラッキーな年となる。

 

解説・・・自分の鏡になる人と出会ったり、その鏡から来る評価をどう生かしていくかが課題となる年。理性と感情が混同しやすいこともある。適当に自己抑制することと、相手の立場を考える協調性が特に必要となる。

 

「3の年」・・・数のパワーの「3」が強調され、創造性と生産的な波動が強くなる年である。この年は自己表現能力が高まる。

したがって、社会の中で自分をいかに表現していくかが課題になる。この年は個人的な波動が強く、そしてクラブ活動的な雰囲気で生活できる。音楽や美術、そしてスポーツなどで自分の創造性を発揮し、世間に発表して行く好機。新たな友人を作るチャンスも多く、また古い友人との交友も復活したりする。生産的な数と言う意味では「子供が出来る」ことも意味する。全体的に楽しいことが多いが、なんとなく過ごしてしまうことも多い。芸道的なことを習い始めるのには良い年。この年はやや感情が不安定なりやすい面もある。それは、「2の年の状況と違い」対人関係で起こるということより、自分勝手な思い込みや甘い見通しにより起こる事が多い。

 

解説・・・自分の生産的な能力を確実に表面化させていくチャンスの年です。「1の年」に始めた事柄がこの年に明確になってきます。

波動は快適で追い風の面はありますが、やや散漫な傾向と安易な膨張主義が出やすいので注意が必要です。

 

「4の年」・・・現実的な波動の強くなる年です。この年は社会活動の年で、職業や経済活動にどっぷり浸かって忙しく働く年になるでしょう。イメージしていたことをはっきり結晶化する最大のチャンスの年。生活全般、特に仕事は関しては、すべての事柄は細かいところまできっちりと点検する必要があります。すべてビジネスライクに割り切ってやって行くほうが良いでしょう。今まで経済的に恵まれなかったような人も、この年は働けば働いた分だけ報酬を得られるでしょう。しかし、この年の報酬はきっちり時間いっぱい働くなど、かなりのハード・ワークによって得られるものです。この年は現実的な経済的な面で強さが求められるが、今まで蓄えていた職業的な能力を十分に発揮するチャンスと言える。かなりハード・ワークの年なので自己の体調維持には気を付けましょう。

 

解説・・・具体的にきっちり現象が出て来ます。したがって逃避したり、いい加減にやっていると損失を被ります。

遊んでいる土地利用をしたり、家を新築、増築したり、または設備投資などをするのに良い年です。実際の仕事や経済活動や肉体を鍛える事柄を通じて自己の魂が発揮されます。とにかく、はっきりと具体化して「形に表すこと」にエネルギーを注ぐべきです。

 

「5の年」・・・5は人間を表す数です。この年は、おおむね自分個人のペースでやって行けるでしょう。基本的な傾向は、自分の才能や能力を他者に上手にアピールして行く年となります。上手く宣伝したり、通信したり、旅行をしたり、かなり変化と流動性の強い年となるでしょう。この年は最初の予定や原則を貫くよりも「変化を上手く利用し適当にその流れに乗って行くべきで」その方が結果的には上手く行くでしょう。旅行先で仕事が見つかったり、恋愛が生じたりする事も多い。イメージ・チェンジをしたり、住む場所を変えたり、転職するのも良い。恋愛には良いが変化が付きまとい流動的である。今までの恋人との別れも起きやすい。基本的に、知的面でも体力面でも好調なので何かの資格試験に挑戦するのも良いだろう。この年に起きた流れは「7の年」にはっきりして来る。全体的には出来事は多く、しかも流動的なので、神経過敏になったりしやすい。心理的な面での自己コントロールも必要であろう。

 

解説・・・自分の個人的な性質やマインド・パワーの状況がはっきりして来ます。上手く他者に宣伝する力を養って来た人にとっては

速やかに社会的な評価を上げて行くことが出来るでしょう。変化が次の変化を生み出すようなことが多いので、臨機応変な対応力と小回りの利くフット・ワークが求められます。

 

「6の年」・・・生活の色々な面で調和を求め、また調停役になることが多くなります。人間関係のいろいろな面で「気配り」が求められ、それを的確にこなして行くことが要になってきます。若い人は、物心面で応援してくれるサポーターが出て来ることもあります。やや年を取っている人は、自分がお世話になった人に対して今度はお返しをする番です。6は愛情の星の金星や天秤座に対応するので、結婚にも良い年だが、心理面で不安定な人やバランスの悪いカップルは片方が浮気したり離婚になりやすい。財政的には、遊んでいるお金を上手く利用したり、投機等も良い。親類縁者で慶事が多い。したがって出費もかさむ。美術や音楽などと縁がある。生活は自然と美しいものにお金をかけることが多くなる。肉体のバランスを崩しやすい面もあるが、この原因はほとんどが心理的なものである。心身のバランスを取り戻すために、各種のセラピーやカウンセリングを受けたりするのも良い。イチロー選手が結婚したのはこの数の年。

 

解説・・・すべての面でバランス感覚が必要です。したがって、自分にとって何が一番美しくてバランスが良いことなのかをしっかりと見つめていきましょう。ヨーガなどをやったりして、肉体の新たな可能性を追求してみるのも良いでしょう。

 

「7の年」・・・個人的にもっともマイペースで生活できる年。この年は、神秘的な事柄に携わっている人、精神的な事柄の関係者、芸術家、ガスや石油に関係している人は忙しくなったり収入をアップ出来る可能性がある。その他の人は、ヒマになるとか個人的な自由時間が多くなる。一般的な傾向としては、精神的な事柄は良いが、物質的な事柄は不調に終わることが多くなる。この年はお金や物にとらわれず自己の内面と精神性をじっくり追求すると良いだろう。もし、財政的に許すのならば、しばらくブラブラしながら個人的生活を楽しんだり、研究したい事柄に没頭して見るのも良いだろう。精神世界の探求者にとっては最高に良い年でもある。瞑想は深いレベルに入れるだろう。ただ、未熟な人はニセ教祖やインチキ占い師にだまされる可能性もあるので注意されたし。すぐに結果が出なくても良い分野とか、利益がきっちり得られ無い事柄でも、じっくり将来に向けて勉強する時間が取れるのでこれを上手く利用すること。大局的な視点に立って物事を見ていき、今後の人生の計画を立てましょう。

 

解説・・・7は霊的には特別の数です。魂はここで、聖書の中にある、言わば「安息日」を迎えます。ですから、この年は精神的な面に立ち返り、自己を省みる年にするのが良いのです。あまり物質的事柄にこだわらず、周囲の意見に振り回されずに自己のマイペースを守りましょう。芸術家や精神的な事柄を通じて自己表現している人は高次の霊性を追求し、またそれを発揮するチャンスです。

 

「8の年」・・・この年は、今までの周期における努力からもたらされる「収穫を得る年」です。したがってこれまで活動して来た事柄を具体的に現象化して、財政的にも心理的にも、「その結果を得る」と言う年になります。ビジネスや社会活動をしっかりと行って来た人は速やかにエネルギーが増大します。そして、社会的な地位や収入も増大します。反対の人は、今までのカルマが表面化して苦しい立場になることもあるでしょう。意識の高い人は精神世界と物質世界を上手くつなげてスケールの大きい活動をして行けるでしょう。「4の2倍」の数でもあり、ハードワークになる面は似ています。そこで、健康のチェックも怠り無く。

 

解説・・・8の年は、非常にスケールの大きい波動がもたらされます。これは「4の年の持つ現実的&ビジネス活動」に精神的なパワーをプラスした波動を持つと言えます。したがって、やや複雑な状況にもなりやすいのですが、ごまかしたり安易な解決を求めず、じっくり忍耐力と集中力をもって事に当って行きましょう。そうすれば、物心ともに豊かな生活になるでしょう。

 

「9の年」・・・この年は物事の終結とまとめの時期になります。したがって、何か始めた場合は年内に終わるような事柄になりやすい。

今まで付き合っていた人たちと別れなどがある。親しい人が亡くなったりする。意識は非常にヴォルテージが高く、哲学や心理学など難しい学問や事柄に興味を持ちます。意識を遠方に向けて行く傾向は、現実的な面でも働き、長期の海外旅行に出かけたり、留学するようなことも起き易い。外国や外国の文化に興味を持ったりまた外国人との交流が起きたりする。その次の年の新しい波動に向けて準備して行く年として利用するのが良いでしょう。

 

解説・・・それまでの周期を着実に努力して来た人にとっては、良い面ではっきり結果が出る年。いい加減に過ごして来た人にとっては、9年前の同じ時期に戻されて行くような感じになるだろう。この年は焦って新しい展開をしてはいけない。また、不必要な物事や人間関係をきっちりと清算できるかどうかが、新しいステップにつなげられるか否かのカギとなるだろう。

 

「11の年」・・・2の持っている波動を、もっとスケール大きく扱う年となる。人間関係でも1対1のレベルの波動ではなく、自分が大衆や生徒など多くの人に訴えて行く能力を発揮したり、またそれを磨いたり、それから次元の異なるような二つの分野を上手く調和させることなどが起きる。神経も使うが極めてやりがいのある年と言えそう。

 

解説・・・人間的な深みとスケールが大きい人でないとこの数の力は発揮できない。多くの人の心を掴む能力が要求されたり、異文化や異なる分野の調和を計ったり、また難解な込み入った状況を理解したり説明する能力が求められる年。ちなみに、ヒラリー・クリントンが上院議員になったのは、「「11の年」であった。

 

「22の年」・・・4のもつ波動をよりスケールアップさせた波動の年である。したがって精神的にも物質的にもすべての強い波動が集中する年となろう。大きな達成をもたらすことが出来る年。主観と客観、またイメージと現実を統合し、なおそれを組織や社会全体に浸透させるような力を発揮出来る。まれには悟りの境地のような高次の神秘体験をする人もいる。

 

解説・・・11の持つ「自己と他者の意識の統合」に加え、物事をスケール大きく結晶化していく能力と多面的な表現力を発揮しやすい波動になる。多くの友人と大衆の理解が得られ、また金銭的なバックアップもあり、その結果大きな成功と達成がもたらされる。人的援助が得られない人の場合は、まさに「神の加護」のような不思議なことが起きて成功する場合もある。成功のカギは、真摯な態度と積極性である。これは11も同じ。

 

 

  

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